【春季キャンプ総括】ベイスターズに期待すること、心配なこと

【春季キャンプ総括】ベイスターズに期待すること、心配なこと

昨日をもって、ベイスターズの春季キャンプが全日程終了しました。

チームの皆様、本当にお疲れ様でした。

長いようであっという間の1ヶ月でしたね。

無観客という前代未聞の春季キャンプとなりましたが、来年こそは私も現地へ飛びたいと思います。

とにかく喜ばしいのは、

キャンプ中のケガ人が出なかったこと

これが何よりも私は嬉しいです。

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この結果は、練習メニューを考えた方々のおかげであると共に、選手個人個人の行いが良かったということでしょう。

これから実戦形式の練習は続いていきますが、ケガと感染には十分にご注意いただきたいと思います。

 

今回の春季キャンプは、STAY HOMEということもあり、かなり映像を観ることができました。

その中で印象に残ったシーンを振り返ってみたいと思います。

 

2021年春季キャンプを振り返る

① 三浦監督が精力的に動く

時にはバッティングピッチャー、時にはファームの視察のために嘉手納へ移動と休日もなく活動していた印象があります。

これまで、1軍とファームの全選手を観てこられた三浦監督にはどのように映っているのでしょうね。

 

② 選手全員の走塁に対する意識が変わった

今回の春季キャンプにおいて、以前と全く変わったのが「走塁」に関しての意識です。

練習試合では、ほとんどの選手が次の塁を狙うという意識を持って試合に臨んでいたと思います。

盗塁の企図数がかなり増えました。こんなベイスターズは観たことがありません。

盗塁の成功率は3割ぐらいだったでしょうか。イメージとしてはもっと少ないように感じました。

この成功率が、シーズンに入ってからどれだけ変わってくるのか、期待しながら観ようと思います。

今シーズンから3塁コーチに入った小池コーチにも、ホームに突入するのか、ストップさせるのかを明確に判断してもらいたいですね。

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③ 練習内容の多様化

宜野湾、嘉手納でユニークな練習が行われていましたね。

だるまさんがころんだを初め、フライングディスクを使った外野守備練習など、監督、コーチ陣が考えた練習方法が選手たちにどのような影響を与えたのか、それはこれから見えてくるのかもしれません。

沖縄という風土を活かした、沖縄だからこそできる練習だったのではないでしょうか。

 

④ 高卒ルーキー、ベテラン組に対しては別メニュー

私が気になったのは、この点についてです。

キャンプ初日から、高卒ルーキーの松本、髙田に別メニューをさせていたのが衝撃でした。

私は、新人合同自主トレで何かしらケガでもあったのではないかと、心配で仕方ありませんでした。

どうやら、それは私の早合点だったということでしたが、松本と髙田にはとにかくプロ野球選手としての体を作ることがキャンプでのテーマだったのかもしれないですね。

そして、ベテラン組には、自主性に任せた練習が多かった印象があります。

先日の練習試合でようやく打席に立った宮﨑がその筆頭ですが、今の段階で無理をさせないという首脳陣の方針だと思われます。

 

2021年のベイスターズに対する期待と不安

春季キャンプが終わり、ベイスターズに対して期待と不安が入り交じっております。

練習内容はこれで十分だったのか、シーズンが始まってこれで戦っていけるのか、三浦監督の采配はこれでいいのか。

そして、何より一番不安なのが

先発投手陣はこれで足りるのか

今永と東がキャンプ最終日になってようやくブルペンに入りました。

このペースでは、開幕には間に合わないことは周知の通りですが、焦らずに完治させることが第一です。

新外国人のロメロが入国すらできず、春季キャンプ不参加となったのは本当に残念です。

この1ヶ月でロメロにはベイスターズに馴染んでもらいたいと思っていたのですが、それも叶いませんでした。

投内連携、キャッチャー陣との意思疎通など、コミュニケーションは明らかに不足していると思います。

 

ソトやオースティンもキャンプには参加できませんでしたが、昨日はオンラインミーティングをされていたようです。

この2人が合流できるのがいつになるのか、その見通しは未だ立っておりません。

 

今シーズンのベイスターズは、かなり不利な状態で開幕を迎えることになってしまいますね。

 

キャンプ中に見えた希望の星

このキャンプ中での希望は、新戦力の田中俊と牧、投手陣では阪口と京山です。

田中俊に関しては、今までのベイスターズにはいなかったタイプであり、走攻守においてレベルの高さを見せてくれたと思います。

牧はルーキーであることを忘れてしまいそうな、貫禄のあるバッターボックスでの佇まい、選球眼の高さ、出塁に対する意識の高さには目を見張るものがありました。

 

阪口と京山がようやく1軍の戦力になりつつあるなぁと感じたキャンプでもありました。

もともとのポテンシャルは高かったのですが、プロのレベルにやっと到達したのではないかと思えました。

特に先日の練習試合では、各々がレベルアップした姿を見せてくれました。

2人共、おそらく開幕ローテーションにも入ってくるレベルだと思います。

私も個人的にこの2人にかける期待は大きいです。

 

その辺をふまえて、これからの練習試合、オープン戦を観ていこうと思います。

それでは、また✋

I☆YOKOHAMA

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