今のベイスターズに足りないものは機動力と技術面、そしてデータ野球の浸透?
- 2023.10.17
- 人事
- #DeNA, #コーチ人事, #データ野球, #みやざきフェニックス・リーグ, #新設ポスト, #横浜DeNAベイスターズ, #石井琢朗, #靍岡賢二郎
ベイスターズのコーチ人事にまた動きがありました。
石井チーフ打撃コーチが走塁コーチ兼任に
まず、石井琢朗チーフ打撃コーチが、来シーズンは走塁コーチも兼任するようです。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202310160000963.html(10/17日刊スポーツ)
現役時代に4度の盗塁王、通算盗塁数358と、ハマのリードオフマンの名を浸透させて張本人ですね。
とはいえ、私は少し疑問を感じています。
石井コーチは打撃のみに特化したコーチだったのでしょうか?
もし、走塁面でもコーチは行っていなかったのだとすれば甚だ疑問です。
今シーズン、内野部門は田中コーチが、外野部門は小池コーチが担当していました。
満を持して石井コーチがベイスターズの機動力にメスを入れると思うとワクワクが止まりません。
来シーズンは新設ポストも増える
そして、靍岡賢二郎1軍アナリストが、来シーズンから新設されるポジション、オフェンスチーフコーチに就任するという報道がありました。
今シーズン、チーフ作戦兼バッテリコーチの相川コーチは、ディフェンス面中心にシフトチェンジする模様です。
先日の小杉コーチ、大原投手コーチ補佐兼スコアラーが1軍の投手コーチに就任するなど、コーチ人事が活発に行われています。
また、ファームでも東野コーチと中井コーチが新設ポストとなるアシスタントコーチに就任するらしいのですが、実際に何をするコーチなのかイマイチ分かりません。
現在、中井コーチ、東野コーチは、宮崎フェニックス・リーグに臨時コーチとして帯同していますが、今のところ劇的な変化は見られません。
来年のコーチ陣は今年に比べると見劣りする?
ベイスターズファン、そしてプロ野球フリークのうるさ方のみなさんは、現状のコーチ人事をあまりよく思っていないようです。
といっても、ベイスターズの話題に関するSNSなどを見たぐらいですが。
今シーズンは、1998年の優勝メンバーが揃い、私を含めたファンはワクワクが止まりませんでした。
それでも、優勝には届かなかったのも事実です。
はっきり言って、来シーズンのコーチ陣はベイスターズOBの内部昇格が多く、外部からの招聘はありません。
コーチにはお金をかけられないということでしょうか。
いささか不安な点があるのは、私も理解しています。
確かにネームバリューがあるコーチはいませんよね。
親会社DeNAの強みはまだ発揮されていない?
親会社がDeNAになってからもう10年以上経ちました。
そして、ベイスターズ、ハマスタが劇的に変わりました。
言うまでもありませんが、DeNAはIT企業です。
プロ野球のありとあらゆるデータを用いて、問題解決する術は持っています。
今のベイスターズの強みは何か?
その強みを活かす方法は?
ベイスターズの欠点は何か?
その欠点の解決方法は?
DeNAが保有するデータが現場レベルにまで落とし込めているのか?
今のベイスターズを見ていると、まだ親会社のメリットを完全に活かせていないように思えるのです。
(具体的な部分が疎いので語彙力がほぼ皆無ですいません)
このあたりを、若いコーチ陣がチームにもっと深く浸透させられるというのが狙いのような気がします。
2024年のベイスターズはデータ野球で生まれ変われるか?
一口に「データ野球」という言葉を誰もが耳にしたことがあると思います。
私は、データ野球というワードに、なぜかマンガの「キャプテン」が頭に浮かびました。
谷口キャプテン率いる墨谷二中が地区予選の2回戦で対戦した金成中学とのシーンです。
金成中学のベンチには、データ解析を専門に行う部員がいました。
(覚えている方いると嬉しいです)
結局、墨谷二中はそのデータを超えるの力を発揮して勝利したわけです。
昭和の時代にあった野球マンガでも、データ野球のことが描かれているぐらいですから、令和の時代のデータ野球はさらに進化を遂げていますよね。
ただ、そのデータを現場レベルで使いこなせていないのなら宝の持ち腐れというものです。
靍岡コーチには、データに基づいた作戦を立てることについて特に期待しています。
データを駆使するだけではまだ足りない?
データを駆使した野球は、現在どのチームでも活用していることでしょう。
でも、それだけで勝てるほどプロ野球は甘くありません。
やはりチームとしての底上げも大事ですし、若い選手の育成方法も見直すべきです。
そして、1年通して戦えるチームになることが最も重要だと思います。
最多勝のピッチャーがいて、打点王と首位打者がいるチームがなぜ優勝できないのか?
今年に限った話ではなく、過去にもベイスターズの選手が数々のタイトルを獲得してきました。
改めて親会社とタッグを組み、ベイスターズの総ざらいをする時期なんじゃないでしょうか。
選手たちはバウアーから何を学んだのか
現在、本人の去就について注目されているバウアー投手ですが、ベイスターズに来てくれて本当によかったです。
私もバウアー投手のYoutubeは毎回観ていますが、科学的トレーニングを観ているだけでワクワクします。
バウアー投手と共に練習している選手たちも、きっと何かしら学んでいると思います。
この1年間で、バウアー投手から学んだことを活かせているかは疑問ですが。
もしかしたら、来シーズンはバウアー投手がベイスターズにいないかもしれません。
シーズン終盤の離脱は本当に残念でした。
バウアー投手がシーズン終了まで投げれていたなら、きっと最終順位も変わっていたでしょう。
バウアー投手がいる今シーズンは、絶対にベイスターズの今後を良い方に導いてくれたと思います。
さて、もう来シーズンに向けてどの球団も動き始めています。
コーチ人事しかり、宮崎フェニックス・リーグしかりです。
そして、来週にはドラフト会議も行われます。
今年味わった屈辱は、来シーズンへの原動力にしなければなりません。
ベイスターズの未来はきっと明るい…はず。
それでは、また🖐️
I☆YOKOHAMA
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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