なぜバウアー投手はボークを取られたのか?2試合連続の追い上げには強さを感じた
- 2025.03.09
- オープン戦
- #オープン戦, #オリックスバファローズ, #トレバー・バウアー, #ボークの判定, #京セラドーム大阪, #横浜DeNAベイスターズ

甲子園での連戦を終え、今日は京セラドーム大阪にてバファローズとのオープン戦が行われました。
バウアー投手が先発登板するということで、たくさんのファンが球場に詰めかけました。
注目のバウアー投手の登板はどうだったのか気になるところですね。
両チームスタメン
先攻:ベイスターズ | 後攻:バファローズ |
(中)桑原 | (中)中川 |
(二) 牧 | (捕) 森 |
(左)佐野 | (左)西川 |
(指)筒香 | (一)頓宮 |
(捕)山本 | (指)ディアス |
(三)井上 | (二)太田 |
(右)梶原 | (右)来田 |
(一)京田 | (遊)紅林 |
(遊)森敬 | (三)西野 |
先発投手は、ベイスターズがバウアー投手、バファローズは九里投手で始まりました。
九里投手はバファローズに移籍していたんですね。存じ上げませんでした。
また西川選手とチームメイトになれたようで何よりです。
試合結果
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E |
ベイスターズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 5 | 2 |
バファローズ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 0 |
本塁打 なし
ベイスターズ投手リレー:バウアー(3回)→吉野(4回)→篠木(1回)→若松(1回)
この試合の投手陣に一喜一憂
バウアー投手の内容は、まだ調整段階という印象を受けました。
2回の失点は、味方のエラーとボークによるものです。
自責点は0だったのは、さすがといったところでしょう。
開幕2戦目に照準を合わせて、しっかり調整してくれると信じています。
2番手の吉野投手が良かったですね。
ストレートも走っていましたし、カーブ、フォーク、そしてカットボールの組み立ても効果的でした。
次の試合でもこの調子が続けば、開幕ローテに近づくかもしれません。
3番手の篠木投手ですが、三振が取れるストレートには痺れました。
最終回は若松投手が登板、ヒット1本を打たれましたが、今回は内容も悪くなかったと思います。
バウアー投手のボーク判定について
バウアー投手のボークについて、ちょっと調べてみました。
https://x.com/ryotarosakai12/status/1898624184827437131
フォローさせていただいている、坂井遼太郎さんのXを引用させていただきました。
2回裏、ノーアウト満塁でダブルプレーの間に1点を取られました。
2アウト3塁で「問題のシーン」が起こり、バウアー投手にボークが宣告されたのです。
バウアー投手は、走者がいる状況で、セットポジションから投球する際に、左足を後ろに引く動作を行いました。
これが「投球動作の変更」とみなされ、野球規則に違反するボークと判定され2点目を失いました。
なぜ、バウアー投手はボークになったのか?
バウアー投手がボークを取られた時の投球フォームは、走者がいない時に彼がよく使うフォームでした。
しかし、走者がいる場合は、そのフォームがセットポジションからの投球と判断されるため、今回のケースではボークとなりました。
バウアー投手は投球前に「ワインドアップで投げる」と審判に伝えました。
これは、MLB(メジャーリーグベースボール)などでは、事前に投球フォームを申告すれば、特定のフォームでもワインドアップとして認められる場合があるためです。
しかし、NPB(日本プロ野球)では、そのような事前申告による例外規定は採用されていません。
そのため、規則に従ってバウアー投手の行為はボークと判断されたのでした。
バウアー投手による、MLBとNPBのルールに対する認識の違いといった感じでしょうか。
この試合の野手陣に一喜一憂
2点を先行されたものの、試合終盤に1点ずつ返して同点に追いついたところは評価したいと思います。
戸柱選手と東妻選手に長打が出て、後続の選手と返す展開が2イニング連続で起こりました。
井上選手の打球はセカンド遠藤選手のグラブを弾き、結果的にタイムリー2ベースとなる強烈な打球でした。
勝又選手は2試合連続の打点を挙げ、1軍残留へのアピールになったのではないでしょうか。
ポジションを奪うまでは難しいかもしれませんが、試合終盤での代打出場は可能性がありそうです。
そして、この試合は森敬斗選手の守備が目立ちました。
2回裏のセカンドへの送球は牧選手に捕ってほしかったです。
8回裏のイレギュラーによるファンブル、そして9回裏のダイビングキャッチです。
5回表には、自身オープン戦初ヒットも生まれました。
このヒットをきっかけに、打撃面の向上が見られるでしょうか。
この試合の感想など
バウアー投手の復帰戦は、ほろ苦いものなったかもしれません。
しかし、まだオープン戦で良かったという見方もあります。
先日のタイガース戦に続き、試合終盤で追いつき追い越す展開が見られました。
今シーズン、こんな展開は多く見られるといいですね。
若手選手のあぴーる見られ、チームの活性化が図られています。
ここまで、オープン戦は3勝4敗2分と、ほぼ5分できています。
残りのオープン戦でどこまで調子を上げてくれるかが見ものです。
来週からハマスタでのオープン戦がしばらく続きます。
花粉症に悩まされている私ですが、せめて1試合でも観に行ければいいなと思います。
近いうちに現地リポートがしたいです。
それでは、また🖐️
I☆YOKOHAMA
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