祝!平松 政次さん 野球殿堂入り
- 2017.01.17
- 横浜DeNAベイスターズ
野球殿堂博物館が16日、今年の殿堂入りのメンバーを発表しました。
エキスパート表彰で大洋(現DeNA)のエースとして活躍した平松政次さんが選ばれました。
他には特別表彰の他に現千葉ロッテの伊東 勤監督、現楽天の星野 仙一球団副会長も選ばれました。
平松さんは毎年候補には挙がるものの、殿堂入りを逃してきました。
候補者になって9年、朗報が届き「思わず涙が出るほどうれしかった。夢の中の夢」と喜びを表現されたそうです。
スピーチの壇上では自らの頬をつねって「痛い!」とやるあたり、さすが平松さんですね。
代名詞の「カミソリシュート」を武器に実働18年で通算201勝(チーム唯一の200勝投手)
対巨人戦51勝は歴代2位で、1970年から2年連続最多勝に輝きました。
星野さん共に「巨人キラー」として名を馳せた2人、今年で古希(70歳)を迎えられます。
(早生まれの星野さんが1学年上)
さらに岡山県出身、平松さんが岡山東商高、星野さんが倉敷商高で高校時代は甲子園を目指して投げ合っていたんですね。
1965年のセンバツでは39回連続無失点の大会記録をつくり優勝しました。
そして、プロ野球でも大洋と中日で投げ合うことになったことは因縁というか、引き合う運命だったのでしょうか。
現在はプロ野球ニュースやtvkでのナイター解説者でおなじみの平松さん、自身のドラフトでは巨人の1位指名が確実と言われていたそうですが、結局指名がなく大洋に入団しました。
自身が大ファンだったという長嶋 茂雄さん(現巨人終身名誉監督)にも真っ向から立ち向かい、対長嶋で1割9分3厘に抑えました。
平松さんのカミソリシュートが巨人の4番、長嶋茂雄にバットを短く持ち替えさせたという逸話もあるそうです。
平松さんの「カミソリシュート」、ベイスターズの投手陣が受け継いでいってほしいですね。
野球殿堂入り、おめでとうございます!!
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