過去の春季キャンプを振り返る(その3)

過去の春季キャンプを振り返る(その3)

東京では雪が降ったそうですが、私のいる横浜は冷たい雨が降っております。

前回は2015年の春季キャンプのお話でした。

https://yokohamavictory.jp/2021/01/24/%e9%81%8e%e5%8e%bb%e3%81%ae%e6%98%a5%e5%ad%a3%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%97%e3%82%92%e6%8c%af%e3%82%8a%e8%bf%94%e3%82%8b%ef%bc%88%e3%81%9d%e3%81%ae%ef%bc%92%ef%bc%89/

翌年の2016年と予告しましたが、2014年の誤りでした。

ということで、2014年のキャンプの話をさせていただきます。

この年から春季キャンプ仲間が1人増え、3人での珍道中となりました。

あの時は、ずっと雨が降っていた印象しかありません。

宜野湾に着くや否や、コンビニに駆け込んで雨ガッパを買った記憶があります。

海は大荒れ、台風かと思うぐらいの強風のダブルパンチでございました。

もちろんグラウンドでの練習はできません。

選手たちは室内で練習をしていました。

我々はこの時は中に入れなかったので窓が開いている所から練習を覗いておりました。

練習を終えた選手がラグナガーデンホテルに戻ろうとするところにファンが殺到しています。

 

ここで、我々は1つの案を講じることにしました。

 

それぞれがサイン列に向かい、雨の中サインしてくれている選手に傘をさしたのです。

ちなみに私は山崎憲晴選手に傘をさしました。

山崎選手には「いや、いいっすよ」と一度は断れました。

しかし、「山崎選手が雨に濡れて風邪でもひかれたら大変ですのでお気になさらず」と切り返しました。

山崎選手がサインを終え、最後に私もサインをいただきました。

 

その翌日、この日は晴れ間も見えておりましたが、グラウンドはまだ水たまりがあって練習ができません。

バッティングマシンで選手が練習しているところを窓から覗いて時、

事件はいきなり訪れました!

金城選手が練習を終えて室内から出てきたのですが、我々の姿を見つけると

「昨日はありがとう」と言ってくれたのです。

実は私の友人が金城選手がサインしている間中、傘をさしていたのでした。

 

そして!

なんと!

金城選手はおもむろにバッティンググローブを外し、そこにサインを書いて友人に手渡したのです!

きっと、天にも昇る心地とはこういうことを言うのでしょうね。3人ともすっかり舞い上がってしまいました。

 

まさか、その年のオフに金城選手が移籍するとは思いませんでした。

 

帰りの那覇空港で、4Fにあるレストランで飛行機の時間を待っていた一行は

金城選手からもらったバッティンググローブを肴に泡盛を浴びるように飲んでおりました。

 

しばらくして館内放送が聞こえてきました。

すっかり酔っ払っていた3人は、まだ搭乗していない我々の呼び出しに全く気づいていませんでした。

フライト時間はすでに過ぎていました。我々が乗るはずだった飛行機は既に飛び立っていってしまったのです。
一気に酔いが覚めたのは私だけだったのかもしれません。

急いで空港カウンターに向かい、何とか最終便の手続きを済ませ羽田空港に戻ることができました。

 

沖縄に行くと酒での失敗談は結構ございます。

気候のせいなのか、キャンプでウキウキしているのか、要員は色々ありますが、とにかくやらかしております。

 

次回は、今度こそ2016年の春季キャンプのお話をします。

ちゃんと記憶をたどっているつもりですが、年のせいかあやふやでございます。

乞うご期待!

 

それでは、また✋

I☆YOKOHAMA

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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