バウアー投手がついに来日!先発ローテはどうなる?問題はリリーフ陣?
- 2025.02.28
- 選手情報
- #オープン戦, #トレバー・バウアー, #横浜DeNAベイスターズ

(画像は球団公式ホームページより)
バウアー投手が来日しましたね。
約2年ぶりの復帰ということで、ベイスターズの戦力は大幅にアップしたと言っても過言ではないでしょう。
ヘルスチェックや時差ボケなども考慮しつつ、オープン戦から実戦登板がありそうです。
我々ベイスターズファンは、悲願のリーグ優勝、そして日本シリーズ連覇を期待せずにはいられません。
ただ、バウアー投手の復帰によって、どのような効果、影響があるのか。
その辺も気になるところですよね。
そこで、今回はバウアー投手の復帰によるベイスターズの投手事情、シーズンの戦い方などを考察してみようと思います。
バウアー投手の2023年シーズン
元サイ・ヤング賞投手、トレバー・バウアーは2023年、横浜DeNAベイスターズと契約し日本球界に参戦しました。
背番号96を背負い、二軍での調整を経て一軍デビューを飾ると、初登板で7回1失点と好投し、来日初勝利を挙げました。
しかし、その後は日本の野球への適応に苦しみ、二軍での再調整も経験。
6月には見事な立て直しを見せ、4試合で4勝0敗、防御率2.08、38奪三振という圧倒的な成績で月間MVPを受賞。
オールスターゲームにもファン投票で選出され、その人気ぶりを示しました。
8月には10勝目を挙げ、リーグ2位タイの勝利数を記録。
しかし、試合中の負傷により戦線を離脱。それでも、8月の安定した成績が評価され、自身2度目の月間MVPを受賞しました。
シーズン終了後、バウアーはDeNAを退団し、アメリカでのメジャー復帰を目指し、トライアウトチームに参加。
古巣ドジャースとの試合では、最速99mphを記録し、健在ぶりをアピールしました。
メジャー復帰とはならず、メキシカンリーグへの参戦を経て、2025年に復帰となったのでした。
2023年の成績はこちらです。
登板 | 19 |
勝利 | 10 |
敗戦 | 4 |
防御率 | 2.76 |
WHIP | 1.15 |
5月から加入して、この成績は圧巻でした。
まさに「黒船襲来」といった感じだったでしょうか。
バウアー投手の復帰によってもたらされるもの
バウアー投手といえば、自身のYouTubeでも配信されているトレーニング方法が有名です。
独自の野球理論と科学的根拠を基にした方法で、メジャーでも活躍していたのも頷ける内容でした。
2023年当時は、ベイスターズの選手たちもバウアー投手にレクチャーを受けていたようですね。
若手選手はバウアー投手からいろいろなことを吸収し、自分のものにしていただきたいです。
そして、中3日という異例の登板間隔で投げるスタンスは2025年も変わらないと思います。
そうなると、ベイスターズの先発ローテーションはどうなるのでしょうか?
バウアー投手を含めた先発ローテーションは?
3月28日の開幕投手は、東投手であると早々に発表されています。
昨シーズン活躍してくれたジャクソン投手、ケイ投手も先発ローテーションを担うことでしょう。
バウアー投手の「中3日プラン」を導入するとなると、おそらく次のようになるかもしれません。
3/28(金)
vsドラゴンズ |
東 |
3/29(土)
vsドラゴンズ |
バウアー |
3/30(日)
vsドラゴンズ |
ジャクソン |
4/1(火)
vsタイガース |
ケイ |
4/2(水)
vsタイガース |
大貫 |
4/3(木)
vsタイガース |
バウアー
(中4日) |
4/4(金)
vsカープ |
東 |
4/5(土)
vsカープ |
ジャクソン |
4/6(日)
vsカープ |
ケイ |
4/8(火)
vsジャイアンツ |
バウアー
(中4日) |
私の勝手な妄想なので、ハズレたらごめんなさい。
三浦監督も、すでにバウアー投手を入れた構想は練られているとコメントされています。
どんなローテーションが組まれるか、今から楽しみですね。
2024年の良かった点、悪かった点
昨シーズン、ベイスターズは貯金2の3位で終わりました。
しかし、そこからの大躍進で日本シリーズ制覇という偉業を成し遂げたのです。
いつまでも栄光に浸っていたい気持ちもありますが、次のステージに向けて進んでいかなければなりません。
ベイスターズの打撃陣は、12球団の中も屈指の強力打線といえるでしょう。
キャプテン牧選手を中心に、昨シーズン首位打者のオースティン選手、ベテランの宮﨑選手、FA取得も残留してくれた佐野選手、そして昨シーズンに復帰した筒香選手などがベイスターズの中軸を担うことになります。
桑原選手、梶原選手、森敬選手などの機動力も魅力の1つとなります。
その反面、守備力に関しては決して褒められたものではありませんでした。
リーグワーストの96失策で、先日まで行われていた春季キャンプでは守備力の向上がメインテーマとなっていました。
そして、チーム防御率は3.07とリーグ5位となりました。
先発の防御率が不足していた時期もあり、苦しいシーズンでしたが、チーム一丸で乗り越えました。
バウアー投手がローテーションに入ることで、チーム防御率の向上が期待されます。
先発よりも問題はリリーフ陣?
バウアー投手のローテーション入りによって、先発陣の方は目処が立ってきました。
しかし、喫緊の問題はリリーフ陣にあります。
ケガ人が続出しており、開幕戦に間に合わない可能性も出てきました。
2024年の先発防御率は3.23、救援防御率は2.83と、いずれもリーグ5位でした。
これは由々しき問題です。
特に左のリリーフ不足は否めません。
昨シーズン大活躍を見せてくれた坂本投手は、ミートグッバイ(肉離れ)でキャンプでは十分な練習ができなかったようです。
ただ、順調に回復しているようで少し安心しました。
他にも、松本隆投手、ディアス投手、岩田投手などもいますが、ここまでの仕上がりはイマイチな感じです。
石田健投手の状態はどうなんでしょうね。
今年はきっとやってくれるでしょう。
右のリリーフでは、入江投手の復活も待たれるところです。
2025年シーズンをどう戦う?
バウアー投手が入ることで、相乗効果が得られるのは間違いありません。
問題は守備力とリリーフ陣です。
この問題をどう解決していくか、そこが一番のネックとなるでしょう。
練習試合やオープン戦を見る限り、守備の乱れやリリーフ陣が打ち込まれての逆転負けが目立ちます。
これでは日本一どころかセ・リーグのAクラス入りも難しいかもしれません。
ただ、野球は数字だけでは計り知れないのです。
実際、昨年の日本一がそれを証明してくれています。
もうすぐハマスタでのオープン戦が行われます。
たくさんの応援でベイスターズを盛り上げていきましょう。
それでは、また🖐️
I☆YOKOHAMA
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